江戸時代から続く種子島の焼き物「能野焼」体験
今日は約1年ぶりに陶芸をしに福元陶苑さんへ。
https://www.yokinoyaki.jp/
(バスガイドを始めた友人と、その息子さんと一緒に)
バスガイドを始めてから島のことを勉強する中で故郷に興味を持つようになりました。
(それまでは興味がなかったわけではないのですが
身近にあることを調べてまで知ろうと思ったことはなく
なんもない島じゃん...とさえ思っていました。)
ガイドを始めてから、何か島でできるアクティビティをやりたいな、と思った時に一番最初に挑戦したのが「能野焼」でした。
種子島の伝統的な焼き物「能野焼(よきのやき)」は
江戸時代から明治時代まで住吉の能野(よきの)という地域で焼かれていました。
島の砂は砂鉄が多く含まれているので、見た目は黒いのですが、その中に独特の光沢があり、
岡山県の備前焼に似ていると言われることもあります。
お隣の屋久島、遠くは沖縄にまで流通されていたそう。
明治20年頃からは島外から様々な商品が入ってくるようになり、それまで日用品を作っていた窯元たちは
道路工事に使われる土管の生産に主軸を移しました。それ以降、能野焼は一度廃れてしまったのです。
しかし、1970年代に、もう一度復活させようとの動きが興り、復活しました。
福元陶苑さんでは
「ろくろ」と「手びねり」を選ぶことができ、
1年前は「ろくろ」を体験させてもらったので、今回は「手びねり」にしました。
女性陶芸家はるみさんが丁寧に優しく教えてくださるので
初めての方でも理想に近い形に仕上がります。
(わたしはお茶碗を作りました。)
(友人はコップを作っていました)
じっくり窯で焼いていくので、完成まで3ヶ月ほどかかるそう。3ヶ月後ってもう2024年!時が立つのは早いものですね。
完成が楽しみです。
福元さん、ありがとうございました!
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